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2014年6月23日



個人66キロ級で決勝戦に進出した長男。
私は嬉しさとわくわくとドキドキと（笑）



周りで応援している父母の方々たちの手前
その感情をあまり表に出さないように抑えていました。
でも、自然と嬉しさの表情が出ていたのではないかと思われます。
周りから見ると変に思われていたのかもしれません（笑）



一方の長男はというと
表情は淡々としていました。



緊張していないのかな？
それとも余裕か？
いや、気を引き締めてはいるはず・・・。


その淡々としているところが気になりましたが
でも、決勝戦が近づくにつれ私自身も
実は落ち着いていたような気がします。



優勝候補に勝利し、準決勝ではリベンジ。
決勝戦では、何故か負ける気がしませんでした。
ま、勝手な思いですけど（笑）



メンタル面でなぜか余裕の中
決勝戦を迎えました。



決勝戦の相手は、Ｈ中のＭＳくん。
春季大会でベスト4の選手です。
体も引き締まっていて、俊敏な動きをする印象の選手です。



その俊敏な動きに長男はどのように対応するのか
と、ま、少しの不安はありましたが
試合ではそんなことをものともせずに
長男は一方的に攻めました。



大外刈を何度も仕掛け相手の体制を崩し
畳に倒れたところを横四方固めに入りました。



会場全体に声援が飛ぶ中
抑えこみ25秒経過したブザーが鳴りました。



決勝戦、抑え込みで一本勝ち。
個人66キロ級優勝です。



優勝が決まった瞬間、いつもであれば
「やったー！」とか「よし！」なんて
大声を張り上げていた自分ですが
今回は、言葉も出ず、私の中でこみ上げてくるものがあり
それを抑えることに必死になっていました。



本当に泣きそうになりました。
人前で泣いてはいけない。
私はその場を離れて、会場の外に出ました。


心の中で喜びが爆発しそうになっていました。



中学生になって、柔道部に入部した時
反対はしませんでしたが、
どうせただのクラブ活動だし
強い選手にはならないだろうと思っていました。



それが優勝するような選手にまで成長しているなんて
本当に感慨深い思いでした。
そして誰も居ないところで、小さくガッツポーズをする自分がいました。



各階級の試合も全て終わり、表彰式に入り
66キロ級第1位として長男の名前が呼ばれ
賞状を受け取っている姿は、堂々とした立派な姿でした。



ただ一つ、決勝戦のビデオを取り忘れたことが悔やまれますけど（笑）